【速報】大阪スマートシティ戦略へ提言完了。次は「夢洲マスタープラン」の核心へ。

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2月19日、当機構は大阪府・市が推進する「スマートシティ戦略」に対し、当機構としての提言が正式に受理されました。(受付番号:46908462)

その内容は以下の通りです。

パブリックコメント

【意見の対象となる項目】第2章:大阪府市におけるこれまでの取組と評価、 第3章:基本方針、第4章:大阪府市の取組、第5章:重点展開エリア

1. 提出意見の要旨

万博跡地で大阪IRとなる夢洲・ベイエリアを起点とし、大阪市都心部(キタ・ミナミ)へと連なる「グリーンの導線」を構築すべきである。具体的には、GX(グリーントランスフォーメーション)、ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の普及、VPP(仮想発電所)の構築、および水素供給インフラの整備を一体的に推進し、大阪全体をサスティナブルな「次世代型OSAKA」へとアップデートすることを提言する。

2. 意見の理由と具体的提案

① 夢洲から都心部へ繋ぐ「グリーンの導線」の構築(第5章関連)

夢洲・ベイエリアは、最先端技術の実装エリアである。ここを単なる一過性のイベント会場とするのではなく、ここからキタ(梅田周辺)、ミナミ(難波・心斎橋周辺)といった既存の広域拠点に向けて、エネルギーとモビリティの脱炭素軸を延伸させるべきである。この「グリーンの導線」は、都市のレジリエンス(防災力)と経済成長を両立させる背骨となる。

② GX・ZEH・SDGsに基づく都市更新(第4章関連)

第2期区域マスタープラン3.0Ver.の核心である「持続可能な都市更新」を具体化するため、以下の施策を重点化すべきである。

  • GXの加速: 都市部における既存建築物の省エネ改修と、新築物件へのZEH/ZEB基準の厳格な適用。
  • サスティナブルな住環境: 単なるデジタル化に留まらず、住民が恩恵を実感できる「住み続けられるまちづくり(SDGs目標11)」の実現。

③ 次世代エネルギー基盤(VPP・水素供給)の確立(第3章・第4章関連)

スマートシティOSの真価は、データの利活用だけでなく「エネルギーの最適化」にある。

  • VPP(仮想発電所)の広域展開: ベイエリアの再生可能エネルギーと、都心部のビル・家庭の蓄電池をネットワーク化し、電力需給をAIで最適制御する仕組みを構築すること。
  • 水素エネルギーの利活用: 夢洲で培った水素供給ノウハウを、都心部の物流や公共交通(バス・船舶)へ波及させ、クリーンな都市導線を可視化すること。

④ 「次世代型スマートシティOSAKA」の評価指標(第2章・第3章関連)

これまでの取組評価を踏まえ、今後の戦略では「市民の幸福度(Well-being)」と「環境負荷低減」を連動させた独自の最終目標を設定すべきである。デジタル技術は手段であり、目的は「グリーンの波」による市民生活の質的向上にあることを明確に打ち出すべきだと考える。

3. 結びに

本戦略案が示す「次世代型」とは、単なる効率化ではない。夢洲という「点」から始まったイノベーションを、都心部という「面」へと広げ、大阪全体をグローバルなGXを牽引するフロントランナーへと変革することである。本意見が、大阪スマートシティ戦略のさらなる深化に寄与することを切に願う。

なぜ今、スマートシティなのか。 それは、当機構が提唱する「関西三都GX-ZEHリビエラ構想」の土台が、このスマートシティ基盤にあるからです。

  • デジタルとグリーンの融合: GX-ZEH(次世代環境住宅)は、エネルギーマネジメントを行うスマートシティと繋がって初めて、その真価を発揮します。
  • 富裕層を呼び込むインフラ: 世界の超富裕層や高度人材は、最先端のデジタル利便性と、カーボンマイナスの環境が両立した街を選びます。

この「スマートシティ戦略」への提言は、実はこの春に予定されている「夢洲第2期マスタープランVer.3.0案」への、極めて重要な伏線でもあります。

スマートシティという**「最先端の神経系(デジタル)」が整備されてこそ、その上に建つ「GX-ZEHという強靭な肉体(環境建築)」**が真価を発揮し、世界中の投資家を惹きつける「リビエラ型リゾート」が完成するからです。

夢洲をカジノだけの島に終わらせない。 関西三都を面で捉え、日本の未来を塗り替える。

そのための具体的なアクションプラン「第1章〜第6章」については、すでに2月14日の記事にて先行公開しております。まだご覧になっていない方、また改めて内容を確認されたい方は、ぜひ以下のボタンから、当機構が描く未来の設計図をご覧ください。

この二つの提言を携え、来週、当機構は経済三団体(関経連・大商・同友会)を訪問します。 行政が決めるルールを待つのではなく、私たちがルールを創る。 その熱い交渉の様子も、追ってこちらで報告いたします。