土地活用のプロフェッショナル
私も年齢が68歳に達し、急速な視力の低下に今月初めに両眼とも白内障手術を受けました。お陰様で手術後、目の見え方がすこぶる良く、手術を行っていただいた眼科の先生には非常に感謝をしております。
それとともに、改めて医学という土地活用とは他分野で、プロフェッショナルは如何にあるべきか考える機会をいただきました。
手術中は麻酔が効いてまったく痛みを感じることなく、先生と看護婦さんのオペトークを聞き取ることができ、先生のオペ中における判断が、私の目の状況変化に応じて、秒単位で変化していることがわかりました。
何事も事を進めようとするとき、一瞬のプロセスごとに想定していない問題点が出て来て即座にベストな対応策が求められます。そのためには高度な知識、豊富な経験、的確な判断力がないと対処出来ないので私自身も土地活用のプロフェッショナルとして資質の向上に一層研鑽に励むべきと再認識しました。
この年になって、職業の違いに優劣はないと実感しておりまして、お医者さん、土地活用さん、板前さん、大工さん、電気工事の人、運転手さん等々あらゆる仕事で長年にわたり地道にやってきた人はプロフェッショナルとして誇れると思います。
今、土地活用業界では、サブリースをベースとするオーナーに収益をもたらさない土地活用システムが業界スタンダートとなり、日本の人口減少に伴う賃貸住宅の競争激化により、借り上げ家賃引き下げで極端な収益性低下リスクに直面しているオーナーが増えています。
私は、40歳の時他業界から土地活用業界に飛び込みそれ以来、お世話になっており、業界が間違った方向に進むのは忍びないですから、業界スタンダードに相対し今後も土地活用のプロフェッショナルとしてオーナー自らの事業計画確定、空室対策、相続税対策をベースとするZEH賃貸が土地活用の進むべき方向とし、その普及に命を注いでいきたいと思っております。