ZEHマンションの1つの形━━スチールハウス工法による賃貸住宅

スチールハウス工法とは鉄製の枠材を使ったパネルを組み立てる建築工法で大手鉄鋼メーカーが2003年に開発し、その後当該工法で建築された賃貸住宅は2019年まで約200棟です。その後受注が止まってしまいましたが2022年から現在までの2年間で5棟の受注があり再注目されています。
この2年間の再注目された要因は2つあり、1つ目は鉄の価格上昇で当工法は重量鉄骨造や軽量鉄骨造に比べて使用する鋼材の量が少ないことから相対的に値上げ幅が小さく済みこれにより軽量鉄骨造との価格差が縮小したことです。もう1つの要因は温暖化問題に端を発する建物の省エネ断熱性能に対する注目の高まりであり今年4月から住宅の省エネ性能表示制度が始まり9月に竣工したスチールハウス工法による3階建て12戸の賃貸住宅で賃貸募集時に断熱性等級の上から2番目の6で表示できるようになりました。
スチールハウス工法は上記のように断熱性、コスト性に優れているにとどまらず耐震性も兼備し、さらに工場で生産したパネルを現地で組み立てる方式なのでRC造の3分の2程度の期間で竣工可能となります。
土地活用業界では脱炭素目標達成のための政府主導のZEH補助事業の恩恵をうけて今後マンションといえばZEHが当たり前の時代になりますが、オーナーの方々はただ業者、営業マンの提案して来るZEHマンションを受け入れるのではなく、ZEHマンションといっても工法、太陽光発電運用、家賃設定等いろいろと自ら検討して事業計画を確定していかれる必要があります。
当サイトは土地活用の専門家として相続税、オーナー自らの事業計画、失敗しない土地活用をベースとし、あらゆるZEHトップ企業と連携して収益性、快適性、社会貢献性を最大化するZEH賃貸マンションの新築、1棟リフォームのご提案をさせていただきます。
どんなことでもお問い合わせください。