吉村知事への公式ダイレクト提言

リゾートの本場リビエラ風景

夢洲第2期スマートシティ計画は、脳だけが肥大化した動けない巨人(座礁資産)になる致命的なリスクを孕んでいます。

また吉村知事の「万博跡地含む夢洲を人の住まない夜間人口ゼロの圧倒的な非日常空間を目指す」発言は、まず海外のEGS投資マネーが入ってこず早ければ数年で持続可能性が機能せず負動産化し万博レガシーどころの話でなくなります。

5月1日に公表されたマスタープランVer3.0(案)を精読すると万博ソフトレガシー、環境の項目では以下のように記述されています。

6 万博レガシーの継承と発信

⑵ソフトレガシー

①取組例

ⅲ環境  

太陽光発電(ペロブスカイト太陽電池等)、蓄電池

ⅳスマートシティ   

ホテル客室入退室やモビリティ予約者認証等の生体認証技術の導入

デジタルツインの構築と広域データを活用した、交通流の最適化や、防災・環境のモニタリング及び情報発信、観光プランの提供
等の都市のマネジメントを実践する。

高速大容量、低遅延、低消費電力の通信環境の整備・導入

       

7 まちづくりDX/GXの推進

 【基本的な考え方】

IoT、AI、ビッグデータ等の先端技術を利用し、安全・安心なまちの実現や都市機能の効率化、最適化をめざすとともに、環境技術の活用やグリーンインフラの整備等により、持続可能な社会の実現をけん引するまちづくりを推進する。
(3) 環境技術を活用した持続可能なまちの実現
温室効果ガスの排出削減等によるカーボンニュートラルやゼロエミッションの実現に向け、万博会場における新技術の実証・活用の取組を継承し、実装につなげる。

環境問題を含む社会問題の解決を都市力・企業価値の向上につなげるとともに、持続可能な社会実現に向け、グリーンインフラに関する取組を推進する。
(グリーンインフラの具体的導入例:緑地・緑道・水辺空間等の一体整備、コミュニティ広場整備、屋上緑化、雨水貯留機能を有する建築計画など)

見てお分かりのようにスマートシティの項目では実行前提の具体的施策の記述になっているのに対し、我々専門家の立場から見ればスマートシティと対の関係にあるGX-ZEHの文言は1つも見られません。。ただ「環境問題を含む社会問題の解決を都市力・企業価値の向上につなげるとともに、持続可能な社会実現に向け、グリーンインフラに関する取組を推進する。」というようにGX-ZEHの用語を使わず抽象的な表現で、実行責任を伴わない努力目標にぼかしています。今後海外のESG投資家が巨額の投資をするのは繊細なスマートシティの上に建つ強固なGX-ZEH建物(肉体)であり、たとえスマートシティの上に建っていても、GX-ZEH基準非適合建物には投資しません。したがって、最も重要なGX-ZEHの文言を出さず建物のGX-ZEH化を努力目標でぼかす一方、スマートシティの積極的なアピールだけで持続可能性、副都心化を目指すこのマスタープランVer3.0(案)の記述は現実を直視しておらず社会の混乱をもたらし、早急に修正すべきです。

したがって直ちに大阪府知事、大阪市長、担当部署の都市計画局 拠点開発室 ベイエリアグループは、当機構がお渡しした技術的提案書、海外成功例をもとにマスタープランVer3.0に「GX-ZEHの義務化」を明記すべきです。

これを怠ると今後の事業者募集、あらゆる不動産取引、府市民の日常生活の場面でスマートシティと不動産建物の間でエネルギー需給バランスを崩し社会に混乱をもたらします。

脳だけ肥大化した巨人を夢洲に作るな。本日、拠点開発室へマスタープランVer3.0の修正要請及び技術的提案書を提出。

現在のマスタープラン(案)は現実を直視した記述にはなっておらず、このままの記述で進めばスマートシティ(神経)とGX-ZEH(肉体)は互いにバランスを崩し社会的混乱を…

次に知事の「万博跡地含む夢洲を人の住まない夜間人口ゼロの圧倒的な非日常空間を目指す」発言ですが、これは今後の大阪の資産価値向上の重要な要素である海外からのESGマネーの流入を自ら断つ自殺行為です。知事の言動を聞いてると半年の大阪万博の成功で気をよくして大阪IRの主要ターゲットを国内短期観光に設定しているきらいがあります。とんでもありません。今後100年持たせようとしたら世界の超が付く大富豪を主要ターゲットにして大阪に居住、長期滞在させるため、国際的マリーナを誘致して大阪・京都・神戸・瀬戸内海と運行ルートを作る必要があります。そこまでのことを包括的に想定してリビエラ構想として計画しないと100年先の次世代に知事の言う万博レガシーは引き継げません。このリビエラ構想実現の中核となる出発点が「GX-ZEH義務化」です。

経産省・国交省のロードマップと吉村知事発言「人が住んでいない夢洲。万博跡地を含めて、圧倒的な非日常空間を目指す。」の矛盾

知事、スマートシティ副都心への挑戦、支持します。 ただ、夢洲第2期区域の事業者募集要項に『居住機能(GX-ZEH)』が欠けると、世界の投資家は動きません。」 圧倒的非日常…

今知事は制度論議を追求するあまり都構想、副都心構想の大きなハードルを越えようとしていますが、住民投票に来年こぎつけたとしても、YESの答えが得られる保証はありません。

そこで、一呼吸おいて制度論議をこっちに置き、「GX-ZEH義務化」をマスタープランに明記して、夢洲を日本のGX-ZEHのメッカにすることを昔から科学技術担当相でZEHに造詣が深い高市首相に一度相談するといいと思います。。思いのほか制度論議なしにスムーズに副都心と認められる可能性があります。

このご提言をご覧なられてお分かりになったでしょうけれど、大阪IR第1~3期区域、万博レガシー、国際金融都市、副都心構想の成功、実現はすべてマスタープランVer3.0への「GX-ZEH義務化」明記抜きでは有り得ない。

マリーナベイ・サンズが環境義務化でアジアのMICE市場を独占したように、大阪が勝つためには『推奨』ではなく『全棟GX-ZEH義務化(足切り)』への修正を断行をされたい。

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